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2005/09/05

今日(5日)より 字家 天童大人個展 始まる。

         字家 天童 大人 個展

    「Letter Scape-OVERLAY Series-」

       2005.09.05(mon)~24(sat)

  AM 11:00~PM 6:30(日曜・祭日 休廊)

       ストライプハウスギャラリー

    東京都港区六本木5-10-33-3F
℡03-3405-8108 Fax 03-3403-6354

 ここストライプハウスでは、6年ぶり3回目の個展で、ギャラリーに為ってからは初めての個展です。
1989年 ここストライプハウス美術館で字家としての個展が、初めて字家として美術界へのデビューを果たした意味深い、壁面約100メートルの重要な会場です。(現在は書店ですが。)
 前回の1999年のここでの2回目の展覧会の会場構成は、1回目も手伝って下さると言ってくださった(先に約束の人物が居た為に、やも得ず断念した) いけ花作家の中川幸夫さんの手に為る展示でした。この中川さんの展示で、実に多くの事を学ばせて頂きました。
 今回は、本邦初の全作品「OVERLAY(重ね字)」の作品で、3点の版画作品と15点の新作が展示され、皆様のおいでをお待ちしてます。

 重ね字は、日本書道界では、タブーされて来たようですが、1999年の個展のポスターに使用した作品「SETU・GETSU・KA Ⅰ」は、国内外で好評で、この作品のヒントを与えてくれたミラノ在住の画家 KEIZOは不慮の事故の為に、既に、この世には居ません。展覧会の4ヵ月前、ミラノの街を二人で歩きながら、色々話したことが大きなヒントとなり、作品が出来上がりました。このポスターも今展では展示してあります。
    
 1984年 慈雲の好きな英文学者 壽岳文章先生から、「貴方の字は、良い字だ」と、有り難くも、驚愕する事を直に言われました。 既に1982年、突然、画家の村井正誠さん(文化学院の大先輩で、私は文科で、美術科の村井さんと話したことは一度も無く)から、何か、面白い事をやろう、と声がかかり、字のグループ展を始めていましたから、壽岳先生に褒められて、「売れています」と咄嗟に言って、しまった!と思う間もなく、「そうでしょう、良い字です」と言われました。一瞬、居間に差し込む陽の輝きが、強く輝いたのを覚えて居ます。 尊敬する壽岳先生に字を褒められたのですから、嬉しくて、嬉しくて仕方が在りませんでした。そして個展の文章先生が書いてくれた文章です。驚きました。

「その不思議な人物の随一は、ここに紹介する天童大人であろう。」


どうして壽岳先生と接点が持ちえたかと言うと、詳しくお話をするよりも、この私のブログのバックナンバーを捜してみてください。そこにヒントが隠されている筈です。

 さて昨日9月5日、展覧会の初日、東京は生憎の雨模様でした。
 オープニングパーティーの公には記載されていませんでしたから、三々五々御出でいただいた方々にワインかビールをお出ししてのささやかなパーティーでした。
 この11月、ニュージランドで開催される第3回国際ウエリントン国際詩祭に、共に招待されている俳人の夏石番矢氏が来廊され、初対面とは思えず、話が弾みました。
6日、画廊に居ると夏石氏から電話が有り、ウエリントンからメールが有り、プログラムが送って来て、4回ほど朗読の機会が有りますよ、と伝えてくれた。帰って見てみると、逢いたい詩人の名前が無い。またもやすれ違いだ。
 それはフランスの詩人、ベルナール・ノエル。日本ではアントナン・アルトー賞を受賞した『聖餐城』ともう1冊訳されている。(これはまた別の話かも。)
 雨にたたられて、出足が悪いのが残念。

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