« 3月21日、レユニオンで国際詩祭を開催すると、 | トップページ | 春分の日、4年前、イタリア・ヴェローナの野外劇j場で聲を奉納した。 »

2006/03/20

「声ノ力」を小学生に教えて見た。

 小学4年生に、縁があって、声の出し方を教えた。面白かった。

 去る2月8日、東京都練馬区立光が丘第六小学校の4年生2クラスに「UNIVERSAL VOICE」の真髄を教えに行った。
 そう書くと何か堅苦しい感じがするかもしれないが、そんな事は無い。とても楽しい授業だった筈だ。
そう言ってみても実際に、その場に立ち会わなければ、恐らく解らないだろうが。

 何故、今頃に為って、1ヵ月以上の前の事を書き記すかと言うと、受講した生徒たちの感想文が、3月9日に、私をお招き下さった画家で、図工の先生である岩本重規氏から、授業を受けた生徒の9割以上の生徒から「楽しかった。」、「毎朝、コルク体操をしています。」、「「大きな声が出るように為った」等の感想文を多数受取ったからだ。

 何故、私が、小学生に教える機会を得たかと言うと、多摩美術大学教授で、美術評論家の峯村敏明氏の出版記念会を兼ねた展覧会が表参道であり、私もその会に行き、峯村氏の著書『彫刻の呼び声』(水声社刊)を買い、会場であった画家の岩本重規氏と会い、共に二次会に出席し、共に帰宅する時の山手線の電車の中で、かって、渋谷の毎日カルチャーセンターで、公開講座「UNIVERSAL VOICE」をスウイングボ-ルを用いて行った時に、同級生の画家、こづま美千子の紹介で、聞きに来た事が有る事を知った。
 元気の無い子供たちに刺激を与えたいとの教師の立場から、ギャラは少ないのだが、授業が出来ないかとの相談を受けた。

 神に聲を奉納し続けている者として、またこの水の惑星に平和を願い続けている者として、子供たちの為に、と言われたら、断る事は無い。すぐ引き受けた。

 水晶の屑を集めて作ったと言われるスウイング・ボール、又はクリスタル・ボールは、癒しとか、ヒーリングで用いる者が最近は増えているが、恐らく、日本で最初にスウイング・ボールを用いたのは、1992年からの、この私ではないかと思っている。

 二クラス、合計45人余りを8時半から12時過ぎまで、しっかり声を出させた。
 本当にこんな事をして、声が出るように為るのかと子供たちは思ったに違いない。

 私の教えは、1990年、ザルツブルグでのソプラノ歌手・ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(チェリスト・ロストロポーヴィッチ夫人)のマスタークラスで学んできたテクニックだから、昨今、ヴォイス・トレーナー等と自称している輩達とは「聲ノ力」が違う(笑)。
 1990年からは、毎年、5月か6月の新月の日に(今年は5月27日(土)14時41分開始) 対馬・和多都美神社での「聲ノ奉納」を行い続けて、「聲ノ力」を試しているからだ。

 子供たちは正直だ。
 本物かニセモノかは本能的に判断するからだ。だから子供に好かれなければ、言葉の出来ない未知の土地では生きていけない事を1972年のスペイン北部での生活で知っているからだ。

 何を子供たちに教えたかは、誰にも教えない。

 翌日から、学校でしっかり声を出す事を実行しているらい。
 子供たちの感想文を読むとそれが良く分かる。
 余程、子供たちは楽しかったらしい。

 良かった!
 又機会があれば日本とは言わず、何処へでも教えに行きますよ。
 ご連絡下さい。
 
 岩本重規先生、有難う!!!
 又機会が有ったら読んでください。

 喜んで、伺いますよ。

 可愛い子供たちに、くれぐれも宜しく、お伝え下さい。

                    天童 大人

|

« 3月21日、レユニオンで国際詩祭を開催すると、 | トップページ | 春分の日、4年前、イタリア・ヴェローナの野外劇j場で聲を奉納した。 »

育児」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「声ノ力」を小学生に教えて見た。:

« 3月21日、レユニオンで国際詩祭を開催すると、 | トップページ | 春分の日、4年前、イタリア・ヴェローナの野外劇j場で聲を奉納した。 »