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2006/04/19

作曲家 武満 徹さんからの礼状

 瀧口 修造の絵葉書に、天皇皇后両陛下御訪欧記念切手15円が二枚と10円切手が貼られていた。 
何故か不思議な取り合わせだと感じていたから、取り置いていたのだろうか。

 消印は57.1.1
即ち1982年1月1日、東村山、12-18時である。葉書は1979年 南天子画廊が制作した瀧口 修造<水彩>である。
 内容は、前年の1981年10月に刊行した第一詩集『玄象の世界』(永井出版企画刊)を武満氏にお贈りした礼状である。
 
 文面は、  詩集ご恵送たまわり
        ありがとうございます。
        新春に、新たなこころで
        拝読いたします。
        あいがとうございました。

 そして武満氏の東村山市の住所と名前が書かれている。
何の事は無い。
 しかし、 1月1日、 天皇皇后御訪欧紀念切手(二つの菊の御紋章付き)、 瀧口 修造の<水彩>絵葉書、武満 徹 、この組み合わせは偶然なのか?又は武満氏が意図的に選んでの、何らかのメッセージなのか?
どう読み解くべきなのか?
年賀状でもない。既に、24年も歳月が経つと言うのに、未だに分からないのだ。

 何かが私の心にひっかかつて居るのだが。

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