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2006/06/09

日本政府は、ドミニカ移民に最低でも賠償金31億円を、7月29日までに支払うべきだ。

 7月29日はドミニカ移民50周年になる。
去る6月7日、ドミニカ共和国への移民たちが求めた賠償請求を却下した東京地裁の判決要旨を読んだ。
余りにも酷い状況判断ミスなのだが、一家上げての移民は、日本政府の棄民政策だった、と言う事だ。
50年前にこのドミニカ移民に関った外務省と農林省(当時)の担当者、外務大臣、農林大臣をマスコミは調べ上げ、何故、移民政策を遂行させたかを語らせて貰いたい。

 この判決要旨を読むと、是非、1度、目に入れて於いて下さいよ。同胞の民たちがどのような無知な役人たちによって、己の人生を狂わされたかが分かる。その後の日本の繁栄も虚像だった事を身を持って知っている人々だ。

「職員の法的義務違反」、「調査義務違反」、「情報提供義務違反」、「外相、農相の法的義務違反」等を読むと、島国の役人の判断が如何に無知で机上の計画であったかが良く分かる。
特に私はスペインの北、日本人を見た事も無いところで、生活した経験が有るから良くこのドミニカ移民の人たちの苦痛を忍ぶ苦労が良く分かるのだ。
 50年前と言う事は、1956年、昭和31年にこんな異国の荒地に、言葉も出来無い人々を、同胞を送り込んだ役人どもの判断ミスはたとえ今更、31億円の賠償金を受取ったとしても、到底、償い切れるものではない。

 どうやって無知な小泉首相の元、救済するのか?
何が立法と行政で移民の人々の心を償いきれるのか?
31億円など当然の事だろう。

 「形式的には国が勝訴になっているが、国として反省すべき点は多々ありますね」と語ったらしい小泉首相。

 国として反省すべき点は多々ありますね?としか言えないの?首相は!

それだけしか無知な男は言えないのかね、為政者として。
だから政治的無知と山崎拓に喝破されるのだ。

 さてドミニカ移民に国が幾ら、支払うのか、劼目して見守りたい。

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