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2006/09/17

『土橋治重を語る』が土橋治重を語る刊行委員会から送られて来た。

 詩誌「風」主宰の詩人だった土橋治重さんが亡くなってもう13年も経つのだろうか?
この記念すべき本が送られて来たのは、私がかって「風」に所属していた事が有るからだろう。
 この本を眺めながら、色々な事が想いだされて来た。

 私は詩人武田隆子さんが主宰していた詩誌「幻視者」に、美術評論家ワシオ・トシヒコの紹介で、初めての詩作品を発表したのが1977年の 「幻視者」13号(秋号)に、「道士 Ⅰ」を発表。
その後、第一詩集『玄象の世界』(永井出版企画刊)を1981年に刊行し、その中に詩作品「アッシズィ」が「風」81号(1981年10月号)に掲載された作品を収録しているから、その時にはもう「風」の同人に為っていたのだろうか。
 「幻視者」にも作品を発表しながら、「風」にも作品を出していたのだろうか。

 1995年に出版した第二詩集『エズラ・パウンドの碧い指環』(北十字舎刊)には、詩作品「ベルベル人」(風・83号 1982年)、「空間」(風・85号 1982年)、「肉聲」(風・86号 1983年)、「朗唱(Ⅰ)」(風・87号 1983年)、「朗唱(二)」(風・89号 1983年)が収録されているから、この頃、「風」の同人だったのだろう。
 鈴切幸子の「私にとっての土橋流」を読んでいて、板橋詩人会の事を思い出した。
1982年11月に発足、1983年3月に、第一回春の詩の祭典を行ったとある。この会にも住んでいた関係から、参加した事を想いだした。

 この本には懐かしい名前が並んでいる。

 私が「風」を辞めたのは、ただ単純に、掲載の二段組が、自分の呼吸のリズムに合わなく為ったからだ。
其れと同人会で話す同人たちの、病気や様々なネガティブな話に我慢が出来なかったのだが。

 ページを捲っていて懐かしい名前が並んでいる。 知って居る詩人が亡くなっている事を知った。

 新川和江さんが、犬塚尭全詩集を編集している事も知った。

 知己の詩人が元気で居る事は嬉しい事だ。

 あの頃から、はや四分の一世紀を経る。

 残る四分の一世紀をどう使い切るのかが問題であり、楽しみな事だ。

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