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2007/03/21

春分(21日)の日、5年前(2002年)、正午(日本時間、夜8時)、イタリア・ヴェローナのアリーナ(野外劇場)で、聲を奉納していた。

 正に5年前(2002年)の今日、イタリア・ヴェローナのアレーナ(野外劇場)で、開催された「春の詩祭ーオマージュ・ロベルト・サネージー」(ヴェローナ文学協会:主催)の為、イタリア時間、正午。日本時間、夜8時、丁度から、嘗て皇帝が立った場所から、聲を出し始めた。
 その時の写真は、このブログのプロフィールの所に在る写真がその時のものである。

 恐らく、日本人、初のヴェローナのアレーナでの単独公演だったろう。

 好きなだけ存分に聲を出して良いとのお達しだけに、思いつっきり、聲を出し、理結果的には、終わってみれば45分間、 思いっきり、聲を出した。

 本当に何物にも代えがたい、得がたい経験であり、体験だった。

 アレーナ(野外劇場)での公演は、ひょんな事から始まった。

 ベローナでの「春の詩祭」は、ヴェローナ大学の教授でも有り、またミラノのブレラ国立美術学校の教授でも在った、94年度のノーベル文学賞候補の詩人、ロベルト・サネージが企画していた。

 第1回から招待状が届いていたが、届いた時は既に始まっていたり、終わっていたりしていた。

 友人の画家KEIZO(森下慶三)が、ロベルト・サネージにミラノの街中で会った時、訊ねたら、その内、TENDOを招待するから、と言って居たとのことだった。

 2001年の秋、ミラノのKEIZOの家に居た時、丁度、ベローナの文学協会のサネージの秘書、グロリア女史から電話があり、TENDOが居るなら、会いたいからミラノに明日、来るとの事だった。

 翌日、妙齢の婦人が約束の時間に現れた。

 話は、来年(2002年)の「春の詩祭」にーオマージュ、ロベルト・サネージーを予定しているので、会場で聲を出して頂きたいとの事だったので、快く、承知した。

 そうしたらグロリア女史が、何かヴェローナでして貰いたい事が有るかと訊ねるので、何気なく、アレーナで聲を出してみたい、と希望を告げた。

 それは、面白いはね、とグロリア女史。多分ね!と意味深な微笑み!!!
 
 彼女が差し出した「TERZINA Ⅷ 」の私の作品、「黄道日」に署名を求められた。

 翌日、私は帰国した。

 二日後、KEIZOから、電話が有り、グロリアがね、TENDOの希望に添えそうだって電話が在ったという。

 そして紆余曲折があったが実現した訳だ。

 スイングボール(クリスタルボール)3個は、当時のアリタリア極東総支配人のマズッコ氏の協力で運ぶ事が出来た。(マズッコには今での感謝!!!)

 あれからもう5年、今夜、8時、ひと聲、吠えてみよう!!!!

 是非、皆さんもご唱和をお願い致します。

 聲と聲とを繋げて、世界へ!!!


 ウォー!!!
 

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