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2007/08/06

本城靖久著『セネガルのお雇い日本人』(中公文庫版、1983年刊)を見つけて、読んでみて・・・

 つい先日、近くの古書店の文庫の棚に、気に係る本が有り、手に取ってみた。

 本城靖久著『セネガルのお雇い日本人』、原本は『セネガルの三年』(実業之日本社刊、1977年11月)と言う1983年に既に刊行されていた訳だ。

 驚きましたね!

 2000年11月の第三回ダカール国際詩祭に行く時も、今年の五月の第10回アフリカ巡回国際詩祭・サンルイに行く時にも、何かセネガルについて書かれた本が無い物か探したのだが、見つからなかったのに。

 「セネガルにおけるフランス人最初の拠点は、十七世紀にセネガル河の河口に設けられた。アラビアゴムと奴隷を中心とする交易の発達とともに、この拠点を中心として、サンルイの町が発展し、一七八六年には、六六○人ののヨーロッパ人、二四○○人の自由人である黒人とメティスと呼ばれる混血、そして三○○○人の奴隷の住む都市となっていた。フランスとセネガルの密接な結びつきは、フランス大革命のときに、サンルイとゴリの二つのコロニーから、パリの憲法制定議会に、請願書を持参した代表がはるばる派遣されていることからも、うかがうことができる。このことは、セネガルもフランス大革命に一役かったというので、セネガルのインテリにとっては、自慢の種になっているほどである。」


 そうか、あのサンルイが首都ダカールよりも古い町である事が良く分かった。

 来年の12月のサンルイ沖での船上での文學シンポジュウムに招かれたら、また歩きなおさなくては為らない。

 益々、楽しくなってきたぞ!!!

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