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2007/12/29

久し振りに後藤信幸訳、フィイリップ・ジャコテ詩集 『冬の光に』(国文社刊)を繙いてみた。

 これは刊行された時に、訳者の後藤信幸氏から贈られたもので、一読後、何冊か国文社で纏めて買い、友人たちにも贈った。

 それまで詩人・ジャコテの事は知らなかった。

 もし後藤信幸氏のこの訳業がなければ、詩人・ジャコテに出会わなかったかもしれない。

 パリの定宿のホテルのオーナー夫人、ニコルの口から、フイリップ・ジャコテの名前が出てきたとき、私が知っていると言うと、私も親しいと言うのだ。

 これには私が驚いた。

 私の知人が翻訳したと言うと、今度はニコルが驚くのだった。

 ニコル自身もコラージュ作家で、日動画廊で個展をした某画家とも親しく(名前を失念した)、また彼女のご主人のHOTELも数多くの作家の作品をコレクションしていて、館内やホテルの部屋に展示してあるのだ。

 今、再び読もうとして詩集『冬の光に』を開くと、コピーと後藤氏からの雁書が出てきたのだ。

 コピーは小長井和子氏が主宰の同人誌『河』第30号の一部。

 「フイリップ・ジャコテ詩抄 訳詩集『冬の光り』上梓を祝して 」、と小長井氏の、「フィリップ・ジャコテの世界ー内面の旅路ー」が 掲載されていたからだ。

 もう一度、後藤氏からの雁書を読み直してみた。

 ふと思いついて、後藤信幸氏に今、(12月30日、正午)電話をしてみた。

 来春(2008年)にはジャコテ詩集が今より(253頁)よりも、厚い3冊を纏めて訳した詩集が出ると言う。

 これは楽しみな事だ!!!

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