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2008/03/08

「操車場」詩と評論・第10号、が末期癌と闘っている詩人・田川紀久雄さんから贈られてきた。その中にエセイ、詩人の聲(天童大人)と書かれていたので・・・

 この30頁余りの詩誌を作り続けている詩人・田川紀久雄氏の執念は鬼気迫るものがある。

 この10号には、詩人の聲(天童大人)、と言うエセイが掲載されている。


 先日、如何しても舞台姿を見たいと言われたロンドン在住のフアッションデザイナー鳥丸軍雪氏から言われたので、3本のビデヲテープをDVDにしてもらいたく田川氏にお願いしたわけだ。

 1本は2002年3月21日、イタリア・ヴェローナで開催された”Poesia Primavera"での、アレーナ(野外劇場)でのソロ・パフォーマンス。 55分を15分に収縮したヴェローナ市の公式テープだ。

 もう1本は2004年5月21日(新月)の第15回 対馬・和多都美神社 in 聲の奉納、の地元テレビ局が撮影した記録映像。


 残りの1本は、1994年7月、 資生堂主催の「CH Harvest Home`94」に出演した時の舞台。


 1時間余り、存分に聲を出せる詩人が、10人ぐらい揃うようになられば、日本の詩の世界も面白く為る。

其処まで徹底的にやり遂げる詩人が、全国各地から輩出してくる事を期待している。

 その前に耳の悪いのに気づかず居るのが多すぎる。

 電車の中で音漏れののイヤーホンを平気でしていて、気が付かないのは、完全に耳が壊れている!!!

 田川氏が私の聲を初めて聴いたのは築地の兎小屋でだったという。

 兎小屋での公演は、会場費を払い続けて、92年12月から95年11月まで(原則的には月1回)、連続33回公演を行った。

 今の詩人(詩人もどきなのかも)、の脆弱さ、意欲の無さが、物足りないのだ。

 だから会社を休んでも聲を出し続けている詩人・薦田愛など見上げた根性の持ち主だ。

だから10回を超えて、約2時間余り、聲を出し続けるように為った。

 これでやっとスタートラインに立ったようなものだ。

 これからなのだよ、険しい道のりは。 薦田愛なら乗り越えられるだろう、意識的に続けていければ・・・

 後は翻訳詩集を持つことだ。英文、仏文、スペイン語でもドイツ語ででも。


 間もなく詩人・高柳誠がドイツ語の撰詩集を持つ。

 
 

 

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