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2009/10/06

新刊『ムナーリのことば』(平凡社刊)の中の「覚え書き」のなかに、毎日のように画廊で語られている情景が、的確に描かれていて、笑ってしまうのだ!!!

 昨夕、雨の中、神田・神保町の古書店街を歩いた。

三茶書房の店主・岩森武夫氏が店先に居て、いや、天童さん、拝見しましたよ、と店内に入ると聲が掛かった。

日経を開いたら出ていて、嬉しかったね!との言葉。有難いですね。

もう文化学院の学生時代からの付き合いだから、もう40年以上の付き合いだ。

棚を眺めると、ルネ・シャール関係の本が4冊並んでいたので、直ぐに棚から出した。

その上の棚に、『ムナーリのことば』(平凡社刊)が在り、手に取り、開いたページに、

誰かが

これなら僕だってつくれるよ

と言うなら

それは

僕だって真似してつくれるよ

という意味だ

でなければ

もうとっくにつくっているはずだもの

画家や彫刻家や創作家なら、誰もが感じて一度は口から出した事の有る言葉ではないのか!


これなら僕だってつくれるよ

 ムナーリには一度もお会いしたことが、残念ながら無い。

しかし、ムナーリの最後の作品が、ミラノのセルヴェニーニ出版社から刊行された、オリジナル版画集「TERZINA」
叢書の現時点における最後の版画集なのだ。その8番目が私の字の版画作品で、これでイタリアで版画でデビュー出来たのは友人の森下慶三のお蔭なのだ。

良い友人がいると面白い事が起こるのだ。
しかし、残念ながら5年前、不慮の事故で亡くなった。
それ以来、ミラノの地に足を踏み入れていない。

このムナーリの『ムナーリのことば』を読むと、ミラノに、イタリアに行きたくなって来た!!!!

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