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2013/01/20

『草野心平日記』全7巻(思潮社刊)には、詩人草野心平の行動の様々なことが分かる。常に詩を考えている詩人。字を書き、毎晩、酒を飲みながらも、本当のモダニズムの詩人草野心平!もっと知りたかったね!残念!

今、『草野心平日記』の第6巻を読んでいる。
この本の中に、私が主宰した詩誌「北十字(キグヌス)」が、1981年3月27日と12月19日の項に、記載されている。
小生の第一詩集『玄象の世界』(永井出版企画刊)が、11月10日の項に、記載されている。
私は、草野心平に第一詩集と詩誌「北十字」を送っていたらしい。
もっと面白い記載は、12月Ⅰ日の項で、「⑧勇駒?で懇親会、会費四千円。
歴程同人他多数参加。盛会、各国の歌など出る」と記載されていることだ。
二階の座敷に、御膳が出て、二列に向かい合って座る。私の前は、詩人葉支倉隆子だった記憶があり、順番に、何かをしなくてはいけないのだ。
私は立ち上がって「グズリ―・ベアー」を聲に乗せた。
窓側の壁を背に、寝ていた草野心平が、徴発されたように、立ち上がり、歌を歌った。私は寝ている詩人草野心平に向って、起きることを、起こさせることを意図して、聲を撃ち込んだ。

草野心平を相手に、今、日記の第6巻の306頁で、「各国の歌など出る」と記載されているのを知り、間違い無く、草野心平に伝わっていたことを知った。 

今、第5巻を読み始めている!

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