« 詩人葉山美玖 4月28日(土)午後5時から、第1611回Projet La Voix des Poètes(詩人の聲)に3回目の参加。、自由が丘のCache-cache d`Art(予約 080-3455-2111西端)の宙に、聲を撃ち込む。 | トップページ | 今、ニッポンには、本当の知識人が居ない。かっての加藤周一のような人が。 »

2018/03/21

春分の日と言うと、どうしてもイタリア・ヴェローナのアレーナ(野外闘技場)で,2002年3月21日に、挙行した「聲ノ奉納」単独公演のことを想い出す。

春分の日と言うと、どうしてもイタリア・ヴェローナのアレーナ(野外闘技場)で挙行した「聲ノ奉納」単独公演のことを想い出す。
2002年3月21日 太陽が天頂に達した正午(日本時間夜8時)、から、アレーナで、ノーベル文学賞候補の詩人ロベルト・サネージ頌と名付けられた<春の詩祭>が開催された。あれから、16年の歳月が流れていた。世界遺産アレーナの2000年の歳月に対してのオマージュ、と詩人ロベルト・サネージへのオマージュ、と、春の初めの日に対するオマージュと三つを重ねて祝いの「聲ノ奉納」。前日にアレーナを隈なく聲を撃ち込みながら場を探して、決まったのが、石の机が置かれたかって皇帝が立った場。好きなだけ聲を撃ち込んだらいいと言われたヴェローナ文学者協会の秘書ロベルタ女史。聲と聲とを世界に繋げようとのメッセージを送り、日本では、永六輔さんがラジオで紹介してくださったとか。
しかし、アレーナに下りて、直に聲を撃ち込みたかったが、夏のオペラの舞台作りが既に始まっていて下りれない。ローマから来た80歳のエズラ・パウンドを知っているという詩人が、直に下りていたら、この2000年余りの間に、ここで亡くなられた大勢の姿を、君なら見られただろうに残念だね、と言ってくれたのだが。正午から聲を撃ち込むのを、取材にやってきたテレビ・クルーが、早く始めてくれと言う始末。手伝ってくれた画家KEIZOUが取りなしてくれて、正午、ジャストに聲を撃ち込み始めて、終わってみたら55分余り、聲を撃ち込んでいた。このアレーナでは、アコースティツクなもの以外は、使えないという規則がある。電気のコピー音は一切駄目。50分余りは、あっという間に終わったが、この間に見えた光景は、得難い経験だった。

|

« 詩人葉山美玖 4月28日(土)午後5時から、第1611回Projet La Voix des Poètes(詩人の聲)に3回目の参加。、自由が丘のCache-cache d`Art(予約 080-3455-2111西端)の宙に、聲を撃ち込む。 | トップページ | 今、ニッポンには、本当の知識人が居ない。かっての加藤周一のような人が。 »

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

おすすめサイト」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

海外」カテゴリの記事

現代詩」カテゴリの記事

La Voix des Poètes」カテゴリの記事

朗読」カテゴリの記事

朗読会」カテゴリの記事

展覧会」カテゴリの記事

精神世界・癒し」カテゴリの記事

企画画廊・貸し画廊」カテゴリの記事

詩・文学・翻訳」カテゴリの記事

クリスタル・スィンギングボール」カテゴリの記事

人材・才能」カテゴリの記事

イタリア詩・イタリア文学・イタリア映画」カテゴリの記事

霊界・神秘主義・霊能者」カテゴリの記事

詩人・歌人・俳人・詩集・歌集・句集」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 春分の日と言うと、どうしてもイタリア・ヴェローナのアレーナ(野外闘技場)で,2002年3月21日に、挙行した「聲ノ奉納」単独公演のことを想い出す。:

« 詩人葉山美玖 4月28日(土)午後5時から、第1611回Projet La Voix des Poètes(詩人の聲)に3回目の参加。、自由が丘のCache-cache d`Art(予約 080-3455-2111西端)の宙に、聲を撃ち込む。 | トップページ | 今、ニッポンには、本当の知識人が居ない。かっての加藤周一のような人が。 »