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2018/05/05

1年に1度、5月か6月の新月の日の干潮時に、対馬・和多都美神社、海中の一の鳥居に立ち、230メートル先に在る本宮目がけ、聲を撃ち始め、続けて行くのは、1990年からのことである。

1年に1度、5月か6月の新月の日の干潮時に、対馬・和多都美神社、海中の一の鳥居に立ち、230メートル先に在る本宮目がけ、聲を撃ち始め、続けて行くのは、1990年からのことである。
最初は、1983年8月25日に、この対馬の和多都美神社で聲を撃ち込んでいるのだ。
それは、わたしが主宰していた同人詩誌「北十字(キグヌス)」は、1978年6月に創刊し、1986年秋季号、第16号で終刊している。この間に、田村隆一、安西均、藤冨保男、藤村壮、鈴木獏、田中清光、殿内芳樹、那珂太郎、ロベルト・サネージ、ラファエレ・カリエーレ(イタリア)らの詩人から原稿を頂いて掲載している。(勿論、同人誌では珍しく、稿料をお支払いした。) この詩誌「北十字」の若い同人で、長崎生まれの長岡毅君の案内で、長崎市で朗唱公演を開催した後、何処かで聲を撃ち込めないかと尋ねたところ、対馬にいい場所が在るとの案内で対馬に飛んだ。そして、対馬・豊玉町の和多都美神社に案内され、干潮時に、一の鳥居(今の二の鳥居)に立ち、不用意に手ヲ打ツと、自分自身と一体化した音が沸き立つように響いた。この和多都美神社の戦前までの宮司が長岡家であったという。この音の響きの確認は、その後、1990年から始まるわたしが行う「聲ノ奉納 in 和多都美神社」まで、7年の歳月を待たねばならなかった。(続)


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